交換留学と語学留学の違いについてご存知でしょうか。
留学を考えており、交換留学にするべきか、語学留学にするべきかなどでお悩みの方もいると思います。
そこで、実際に語学留学した私の経験をもとに、違いやメリットデメリットなどについて伝えたいと思います。
はじめに
私が大学に入学したのは2019年で、2020年秋に交換留学を予定しておりましたが、新型コロナウイルスによってキャンセルに。
そこで、大学を休学し、2021年4月から11ヶ月間イギリスに語学留学をしておりました。
また、高校では1ヶ月間と短い期間ではありますが、交換留学経験もあります。
交換留学とは?
まず初めに、交換留学についてお話ししたいと思います。
交換留学とは言葉の通りではありますが、日本の大学、もしくは高校などに在学しながら、海外の現地の大学や高校に一定期間通うことを一般的に指します。
ですので、交換留学では英語学習が本来の目的ではなく、現地の言葉、ほとんどが英語ですが、外国語で日本と同様の授業を現地の人と受け、単位を取得する、つまり学業が本来の目的です。
そのため、留学前の時点で一定の英語力が必須になります。
日本の大学で交換留学生に選ばれるためには、TOEICやTOEFLのスコアの提出や、志望理由といった書類、英語での面接などを突破する必要があります。
英語のスコアに関しては、国によって違い、英語圏は高い傾向にあります。
また、書類審査では、留学の経験を、帰国後もしくは将来にどのように活かすか、といったことも書かなければなりません。
しかしながら、交換留学では、日本の学費を払っていれば、現地の学費は免除されるケースがほとんどですので、かかる費用としては航空券や、現地の家賃、生活費などと、金銭的なハードルは低くなっています。
また、留学先で得た単位は、帰国後、日本の単位として認定されます。
なので、1年間など比較的長い期間留学をしていても、ストレートに卒業することもできます。
語学留学は?
語学留学は、言葉の通り語学を学ぶことを目的とした留学です。
現地の語学学校に集まる生徒も我々と同じで、外国語を学びに通っています。
なので、学校でネイティブの人と話す機会は交換留学に比べて低いです。
その反面、世界中に知り合いを作れるというメリットも存在します。
また、留学にあたっての英語のスコアの条件などは特になく、最初に受けたテストの点数によって、適切なレベルのクラスへと配属されるので、全く英語ができない人でも留学できますし、英語をさらに伸ばしたい人には非常にあっていると思います。
しかしながら、語学留学では、現地の学校へ学費を払わなければいけないため、金銭的なハードルは少し高くなっています。
また、語学留学で長期間留学したい場合ですと、大学を4年で卒業することは難しいです。
夏休みや冬休みの1ヶ月間の留学で、数単位認められる制度などはありますが、長期間の場合の単位認定は交換留学にかなり劣ります。
私の周りでも、語学留学を長期間した人はほとんど休学していました。
休学をして留学するメリットやデメリットをまとめた記事もございますので気になる方はこちらをクリックしてぜひご覧ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
それぞれの留学に、メリットデメリットが存在します。
まずは留学の目的を考え、選ぶことが大切だと思います。
質問などございましたら、コメントにぜひお書きください。
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